遍在、不死、メタモルフォーゼ
2024.04.27 sat – 05.26 sun
京都市上鴨地区に位置する「瑞雲庵」にて、エコロジーを思考する6人の日仏アーティストが集う展覧会を開催します。
展覧会について
「わたしたち(あらゆる生きもの)は同じ一つの生であり続けている」(E.Coccia)
この衝撃的なフレーズは、『植物の生の哲学』で知られるイタリア人哲学者エマヌエーレ・コッチャの言葉だ。人類の活動が地球全体へ深刻な影響を及ぼす「人新世」において、私たちはいかに人間中心主義を乗り越えられるのか。非人間存在を思いやり、地球環境に配慮するとはいかなることか。
「メタモルフォーゼ」(métamorphosés, 変身/変態)が可能にするのは「共感」だ。あらゆる生は「メタモルフォーゼ」でつながれる。すべての私たちは異種混淆であり、過去・未来と地球上全体に拡がっている。「メタモルフォーゼ」はそれゆえ遍在であり不死である。
「伝統と革新」を象徴する野心的空間・瑞雲庵において、世代・表現領域の異なる6人の日仏アーティストが、アートをつうじてエコロジーを問う。
基本情報
会場:瑞雲庵/ Venue :Zuiun-an(〒6038074 京都市北区上賀茂南大路町62-1)
会期:2024.4.27(土) – 5.26(日) 10時―18時 (4.27から5.6まで無休、以降、(金)-(日)開館、(月)-(木)休館)
入場料:無料/ Admission : Free
主催:art-sensibilisation
助成:公益財団法人西枝財団「瑞雲庵における若手創造者支援事業」/ Young Curator Support Program by Nishieda Foundation
キュレータ:大久保美紀/ Curator : Miki Okubo
出展作家:Artists : ジャン=ルイ・ボワシエ/Jean-Louis Boissier, フロリアン・ガデン/Florian Gadenne, クワクボリョウタ/Ryota Kuwakubo, 石橋友也/Tomoya Ishibashi, 入江早耶/Saya Irie, 古市牧子/Makiko Furuichi,
関連イベント
2024.4.27 14 :00-18 :00 アーティストトーク・オープニングレセプション(一部作家在廊)
※展覧会、展示作品等に関するお問い合わせは、大久保美紀(mimi.okb[@]gmail.com)まで